FIAT DUCATO / DOBLO and IVECO DAILY [Italian Car]
ここ1週間近く、なんだか小刻みに忙しくてブログ更新が滞ってしまいました・・・。
ご訪問頂いた方々にはホント申し訳無く思ってます・・・。
本気でごめんなさい・・・。
つー事で、今回はフィアットの商用車っつーかワンボックスカーとミニバンについてです♪w
てか、イタ車大好きな僕でもあんま機能性重視の車両には興味が無く
ほとんど存在すら知らないのですけどねー ♪(じゃぁ書くなよw)
ご存じの様に現在、伊フィアットと米クライスラーって経営統合の関係にあるのですけど
(フィアットがクライスラー株の53.5%を取得し同社を子会社化)
まぁ、クライスラーベースのアルファロメオとか噂は以前からあるのですけど
今回クライスラーに対しデュカートとドブロ、そしてイヴェコ(フィアット傘下)のデイリーを
クライスラーブランドの1つであるダッジのラムとして販売したい考えなのだそうです。(ややこしいw)
FIAT DOBLO
FIAT DUCATO
IVECO DAILY
ファミリーカーや商用車をづらづら並べても嬉しくとも何とも無いかも知れませんケド
やっぱ搭乗人数や積載量重視の車でもワクワク出来るデザインだなぁーと感心します♪
まぁイヴェコはね、ガチで商用車なんでデザイン性はほぼ感じられませんけどフェラーリの
トランスポーターで使われてるメーカーだと考えるとそれだけでカッコ良く見えるので困ったものですw
つか日本では機能重視な使い方が出来る外車ってルノーのカングーが真っ先に思い浮かぶのですけど
ドブロやデュカートと比べてクセは無いですよね。たたずまいも可愛らしい感じだし♪
どっちも良いのですけど雰囲気のフランス車かディテイルのイタリア車かってカンジですねーw
RENAULT KANGOO
RENAULT KANGOO BE BOP
で僕が結局何が言いたいのかって、
機能重視の車両と云えど日本車もデザインや雰囲気づくりをもっと頑張って欲しいなぁーと。
そーゆー事ですwww
あ、クライスラーの話飛んじゃったねw
まぁいいかwww
ご訪問頂いた方々にはホント申し訳無く思ってます・・・。
本気でごめんなさい・・・。
つー事で、今回はフィアットの商用車っつーかワンボックスカーとミニバンについてです♪w
てか、イタ車大好きな僕でもあんま機能性重視の車両には興味が無く
ほとんど存在すら知らないのですけどねー ♪(じゃぁ書くなよw)
ご存じの様に現在、伊フィアットと米クライスラーって経営統合の関係にあるのですけど
(フィアットがクライスラー株の53.5%を取得し同社を子会社化)
まぁ、クライスラーベースのアルファロメオとか噂は以前からあるのですけど
今回クライスラーに対しデュカートとドブロ、そしてイヴェコ(フィアット傘下)のデイリーを
クライスラーブランドの1つであるダッジのラムとして販売したい考えなのだそうです。(ややこしいw)
FIAT DOBLO
FIAT DUCATO
IVECO DAILY
ファミリーカーや商用車をづらづら並べても嬉しくとも何とも無いかも知れませんケド
やっぱ搭乗人数や積載量重視の車でもワクワク出来るデザインだなぁーと感心します♪
まぁイヴェコはね、ガチで商用車なんでデザイン性はほぼ感じられませんけどフェラーリの
トランスポーターで使われてるメーカーだと考えるとそれだけでカッコ良く見えるので困ったものですw
つか日本では機能重視な使い方が出来る外車ってルノーのカングーが真っ先に思い浮かぶのですけど
ドブロやデュカートと比べてクセは無いですよね。たたずまいも可愛らしい感じだし♪
どっちも良いのですけど雰囲気のフランス車かディテイルのイタリア車かってカンジですねーw
RENAULT KANGOO
RENAULT KANGOO BE BOP
で僕が結局何が言いたいのかって、
機能重視の車両と云えど日本車もデザインや雰囲気づくりをもっと頑張って欲しいなぁーと。
そーゆー事ですwww
あ、クライスラーの話飛んじゃったねw
まぁいいかwww
Alfa Romeo 4C concept [Italian Car]
今年の3月に開催されたジュネーブショウに出展されたアルファロメオ4Cコンセプト。
カーボンファイバー製のシャシーに
ジュリエッタでも使われている1.7L直4ターボをミッドシップレイアウトで搭載し
デュアルクラッチ式2ペダルMTを介し後輪を駆動、0-100km/h加速は5秒以下と
スタイリング同様、スペシャルな動力性能を発揮してるこの車なのですが
アルファロメオはどうやら本気で量産化に向けて動いている様です♪
エンジンは既存のものを使う為それ程コストは掛からないと思われるのですけど
(ジュリエッタと同じく横置きっぽいしねw)
カーボンモノコックにアルミのサブフレームを持つとあっては、かなり高価な車になるのかと思いきや
日本円で510万円程(45,000ユーロ)だそーです。
ちょっと驚きの価格なのですが純粋にユーロを円に換算しただけなので
日本での発売があるのなら国内価格はも少し上がるのかな。
ちなみにスペックの近いエリーゼSCが
国内販売価格680万円ですからそこら辺に合わせて来るかも知れませんね・・・。
Lotus ELISE SC
◆トヨタ(ヤマハ)製1.8L直4スーパーチャージャー220馬力
◆トヨタ製6速MT
◆長3800×幅1720×高1130mm/WB2300mm/重920kg
Alfa Romeo 4C concept
◆1.7L直4ターボチャージャー200馬力以上(ジュリエッタ版235馬力)
◆アルファTCT(ツイン・クラッチ・テクノロジー)
◆長4000mm以下×幅???×高???/WB2400mm以下/重850kg(?)
アルファ4Cは来年発売予定との事で細かい仕様等はまだ分からない状態なのですが
もし500万円前半ぐらいで発売されるのなら、かなりお値打ち価格じゃないでしょうか。
多分買わない(買えない)とは思いますけど、イタリア車らしい魅力に溢れた車なのは間違い無いです♪
Alfa Romeo SUV [Italian Car]
現在の自動車産業って、高級感のあるコンパクト小排気量車がトレンドなんだと思いますけど、
先日このブログでも書いた "ミニ カントリーマン" に見られる様な
コンパクトSUV の流れもじわじわ来てるのかなって感じます。
2009年発売の "BMW X1" や、今年の夏にも発売される "レンジローバー イヴォーク" 、
そして、先月の上海モーターショウでデビューした "アウディ Q3" 等、
コンパクトSUVの発表が目に付くのですが、遂にはアルファロメオからも発売されるとの噂があるのです。
RANGE ROVER EVOQUE
BMW X1
Audi Q3
アルファロメオのSUVと云えば、2003年のジュネーブショウにコンセプトカーとして発表された
"カマル" なのですが、それ以降このSUVを見る事は無くコンセプトカー止まりで終わったモデルでした。
で何故このアルファロメオ製SUVの話が再浮上したかと云うと、
2009年にフィアットとクライスラーの戦略的提携が結ばれた事によるものだと思うのですよね。
アルファロメオは当初、100周年を迎える2010年に北米市場に再参入する予定だったのですが、
それが成されなかったって事は、
北米市場で売れるであろうモデルを創れなかった事が要因の1つかと思うんですよね。
アルファロメオのアイデンティティを持ちつつ、ヨーロッパと北米、そしてアジアでも
受け容れられる様な車を創るのは、ことのほか難しかったのかも知れません。
まぁ、普通にアルファロメオってアメリカ人ウケしそぉに無いですもんねw
当初はミドルレンジのセダンで北米市場に参入するつもりだったみたいなのですが、(159の後継車?)
事前にリサーチを行ったところ、全くの不人気だったらしぃですw
やっぱ、マッチョなたくましい車が好きであろうアメリカの方々には、
アルファロメオの繊細さ(微妙な感じw)は受け容れ難いものだったのかも知れませんよねw
そこで、アメリカ人ウケの良いSUVで北米市場に再び打って出ようって腹なのでしょうけど
ベース車両に、提携を結んでるクライスラーの "ジープ パトリオット" を使うとの事なのです。
アメリカ市場にアメリカメーカーの車両をベースとした車を創るってド真ん中過ぎて笑っちゃうのですが、
なる程ね、これなら開発期間も短縮出来るしリスクの分散にもなるのでしょうね♪
Jeep PATRIOT
このパトリオットベースのアルファ製SUVの詳細は当たり前ながら全く分かって無いのですけど
パトリオットのスペックを知る事で、概要は見えてくるのかなぁーと。
●ディメンション:長4425×幅1810×高1665mm/WB 2635mm
●重量 :1560kg
●駆動方式 :FFベース電子制御式フルタイム4WD
●エンジン :2.4L 直4 170ps(6000rpm)/22.4kgm(4500rpm)
こんなカンジ?w
まぁ、エンジンはアルファロメオ製が載ると思うので無視なんですが、
ボディサイズは BMW X1と同じぐらいって考えて良いみたいですね。
(長4470×幅1800×高1545mm/WB 2760mm)
国産で言ったら、日産デュアリスかな。
(長4315×幅1780×高1615mm/WB 2630mm)
そして肝心のボディデザインなんですが、まぁカマルでいいんじゃね?ってカンジですw
てか全く情報が得られなかったので、しゃーなしですw
2003 AlfaRomeo Kamal concept
うん、アルファ製SUV楽しみです♪ 色んな意味でw
噂では早ければ来年にも発売されるとの事なので、年内中にも全貌が明らかになるのかな?
先日このブログでも書いた "ミニ カントリーマン" に見られる様な
コンパクトSUV の流れもじわじわ来てるのかなって感じます。
2009年発売の "BMW X1" や、今年の夏にも発売される "レンジローバー イヴォーク" 、
そして、先月の上海モーターショウでデビューした "アウディ Q3" 等、
コンパクトSUVの発表が目に付くのですが、遂にはアルファロメオからも発売されるとの噂があるのです。
RANGE ROVER EVOQUE
BMW X1
Audi Q3
アルファロメオのSUVと云えば、2003年のジュネーブショウにコンセプトカーとして発表された
"カマル" なのですが、それ以降このSUVを見る事は無くコンセプトカー止まりで終わったモデルでした。
で何故このアルファロメオ製SUVの話が再浮上したかと云うと、
2009年にフィアットとクライスラーの戦略的提携が結ばれた事によるものだと思うのですよね。
アルファロメオは当初、100周年を迎える2010年に北米市場に再参入する予定だったのですが、
それが成されなかったって事は、
北米市場で売れるであろうモデルを創れなかった事が要因の1つかと思うんですよね。
アルファロメオのアイデンティティを持ちつつ、ヨーロッパと北米、そしてアジアでも
受け容れられる様な車を創るのは、ことのほか難しかったのかも知れません。
まぁ、普通にアルファロメオってアメリカ人ウケしそぉに無いですもんねw
当初はミドルレンジのセダンで北米市場に参入するつもりだったみたいなのですが、(159の後継車?)
事前にリサーチを行ったところ、全くの不人気だったらしぃですw
やっぱ、マッチョなたくましい車が好きであろうアメリカの方々には、
アルファロメオの繊細さ(微妙な感じw)は受け容れ難いものだったのかも知れませんよねw
そこで、アメリカ人ウケの良いSUVで北米市場に再び打って出ようって腹なのでしょうけど
ベース車両に、提携を結んでるクライスラーの "ジープ パトリオット" を使うとの事なのです。
アメリカ市場にアメリカメーカーの車両をベースとした車を創るってド真ん中過ぎて笑っちゃうのですが、
なる程ね、これなら開発期間も短縮出来るしリスクの分散にもなるのでしょうね♪
Jeep PATRIOT
このパトリオットベースのアルファ製SUVの詳細は当たり前ながら全く分かって無いのですけど
パトリオットのスペックを知る事で、概要は見えてくるのかなぁーと。
●ディメンション:長4425×幅1810×高1665mm/WB 2635mm
●重量 :1560kg
●駆動方式 :FFベース電子制御式フルタイム4WD
●エンジン :2.4L 直4 170ps(6000rpm)/22.4kgm(4500rpm)
こんなカンジ?w
まぁ、エンジンはアルファロメオ製が載ると思うので無視なんですが、
ボディサイズは BMW X1と同じぐらいって考えて良いみたいですね。
(長4470×幅1800×高1545mm/WB 2760mm)
国産で言ったら、日産デュアリスかな。
(長4315×幅1780×高1615mm/WB 2630mm)
そして肝心のボディデザインなんですが、まぁカマルでいいんじゃね?ってカンジですw
てか全く情報が得られなかったので、しゃーなしですw
2003 AlfaRomeo Kamal concept
うん、アルファ製SUV楽しみです♪ 色んな意味でw
噂では早ければ来年にも発売されるとの事なので、年内中にも全貌が明らかになるのかな?
LANCIA DELTA HF integrale ③ [Italian Car]
1992年に登場したデルタ・エボルツィオーネは、車体各部の徹底的な見直しが図られ、
大幅なモデファイが施された究極のデルタと言えるモデルです。
デルタHFインテグラーレのイメージとして印象の強いテールゲートスポイラーと
"HF エレファンティーノ"のエンブレムはこのモデルから採用されてます。
1992 DELTA HF integrale Evoluzione
HF Elefantino
まず目に付くのは、特徴的なブリスターフェンダーのさらなる大型化です。
これはロアアーム形状の変更やスタビライザ径の大型化等、足回りの大幅な改良に伴い、
トレッドが1448/1440mm から1502/1500mm に拡大された為の処置で
ベース車両のデルタ16v と比べ全幅が70mmアップの1770mmにも達します。
ちなみに、このモデルから標準ホイルの形状が一新され、
コンペティションモデルと同デザインとなってます。
そしてもう1つ、デルタが常に課題としていた熱対策にも更なる改良が施されてます。
ボンネット上のルーバーは横幅が縮められコンパクトになった代わりに
左右に独立した小型のものが設置されてます。
バンパー形状も改良されエアインテークの大型化、さらにはヘッドライトの小型化により
メッシュ部の範囲が広げられ、より多くのエアを取り入れられる様になっています。
(日本仕様はデルタ16vと同じヘッドライト)
細かな所で云えば車体剛性の大幅な向上や、
フロントフェンダー後方にレースで使う為のエアアウトレット(市販車ではダミー)の設置に、
エキゾーストが左右2本出しだったのが左1本に改められ、
フィラーキャップが角形フラップから丸形のレーシーな物に変更されてます。
これらの大幅なモデファイを受け、
1992年初戦からラリーシーンへ投入されたデルタ・エボルツィオーネなんですが、
オリオール6勝/カンクネン1勝/アギーニ1勝 と
全14戦中(内3戦はワークス非参戦)8勝と圧倒的な強さを誇り、
第9戦の1000湖ラリーで早々と6年連続となるマニュファクチャラーズ・タイトルを決めるのですが
ドライバーズ・タイトルはトヨタセリカを駆るサインツにまたしても奪われる事となります。
1992 Rally Tour de Corse
Didier Auriol / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rallye Sanremo
Juha Kankkunen / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rallye Portugal
Andrea Aghini / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rally Cataluña
Carlos Sainz / TOYOTA Celica GT-FOUR (ST185)
すでに1991年シーズンをもってランチアワークスは活動を休止していたのですが、
追い打ちを掛ける様に1992年シーズン途中でランチアのラリーカーを開発していた
アバルトはファクトリーを閉鎖、1993年シーズンには勝てる力は残っておらず、
ランチアデルタは過去のマシンとなってしまうのでした。
デルタ16vから多くの変更点を持つデルタ・エボルツィオーネなんですが、
更に改良されたエボルツィオーネⅡが93年に登場します。
外観上の違いはAピラーから伸びるルーフモールがボディ同色になった事と、
16インチにサイズアップされたホイルに、
フロントフェンダー後方のエアアウトレットが機能する様になった事ぐらいですが、
インジェクションシステムの刷新やターボ制御の見直し、
ディストリビューターを持たない完全電子制御への移行を果たした点火系等、
細かな改良点は多岐に渡ります。
デルタ・エボⅡ はインテグラーレの最終モデルとして生産を続けられ、
1995年を最後にHFインテグラーレとしては7年間、
デルタとしては16年間にも及ぶ生産に終止符を打つ事となりました。
エボルツィオーネの登場から多くのリミテッドモデルが生産されたデルタなのですが、
その内の幾つかの紹介を最後に締めたいと思います。
VERDE YORK
GIALLA
BLUE LAGOS
CLUB ITALIA
MARTINI 5
MARTINI 6
COLLEZIONE
大幅なモデファイが施された究極のデルタと言えるモデルです。
デルタHFインテグラーレのイメージとして印象の強いテールゲートスポイラーと
"HF エレファンティーノ"のエンブレムはこのモデルから採用されてます。
1992 DELTA HF integrale Evoluzione
HF Elefantino
まず目に付くのは、特徴的なブリスターフェンダーのさらなる大型化です。
これはロアアーム形状の変更やスタビライザ径の大型化等、足回りの大幅な改良に伴い、
トレッドが1448/1440mm から1502/1500mm に拡大された為の処置で
ベース車両のデルタ16v と比べ全幅が70mmアップの1770mmにも達します。
ちなみに、このモデルから標準ホイルの形状が一新され、
コンペティションモデルと同デザインとなってます。
そしてもう1つ、デルタが常に課題としていた熱対策にも更なる改良が施されてます。
ボンネット上のルーバーは横幅が縮められコンパクトになった代わりに
左右に独立した小型のものが設置されてます。
バンパー形状も改良されエアインテークの大型化、さらにはヘッドライトの小型化により
メッシュ部の範囲が広げられ、より多くのエアを取り入れられる様になっています。
(日本仕様はデルタ16vと同じヘッドライト)
細かな所で云えば車体剛性の大幅な向上や、
フロントフェンダー後方にレースで使う為のエアアウトレット(市販車ではダミー)の設置に、
エキゾーストが左右2本出しだったのが左1本に改められ、
フィラーキャップが角形フラップから丸形のレーシーな物に変更されてます。
これらの大幅なモデファイを受け、
1992年初戦からラリーシーンへ投入されたデルタ・エボルツィオーネなんですが、
オリオール6勝/カンクネン1勝/アギーニ1勝 と
全14戦中(内3戦はワークス非参戦)8勝と圧倒的な強さを誇り、
第9戦の1000湖ラリーで早々と6年連続となるマニュファクチャラーズ・タイトルを決めるのですが
ドライバーズ・タイトルはトヨタセリカを駆るサインツにまたしても奪われる事となります。
1992 Rally Tour de Corse
Didier Auriol / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rallye Sanremo
Juha Kankkunen / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rallye Portugal
Andrea Aghini / LANCIA DELTA HF integrale Evoluzione
1992 Rally Cataluña
Carlos Sainz / TOYOTA Celica GT-FOUR (ST185)
すでに1991年シーズンをもってランチアワークスは活動を休止していたのですが、
追い打ちを掛ける様に1992年シーズン途中でランチアのラリーカーを開発していた
アバルトはファクトリーを閉鎖、1993年シーズンには勝てる力は残っておらず、
ランチアデルタは過去のマシンとなってしまうのでした。
デルタ16vから多くの変更点を持つデルタ・エボルツィオーネなんですが、
更に改良されたエボルツィオーネⅡが93年に登場します。
外観上の違いはAピラーから伸びるルーフモールがボディ同色になった事と、
16インチにサイズアップされたホイルに、
フロントフェンダー後方のエアアウトレットが機能する様になった事ぐらいですが、
インジェクションシステムの刷新やターボ制御の見直し、
ディストリビューターを持たない完全電子制御への移行を果たした点火系等、
細かな改良点は多岐に渡ります。
デルタ・エボⅡ はインテグラーレの最終モデルとして生産を続けられ、
1995年を最後にHFインテグラーレとしては7年間、
デルタとしては16年間にも及ぶ生産に終止符を打つ事となりました。
エボルツィオーネの登場から多くのリミテッドモデルが生産されたデルタなのですが、
その内の幾つかの紹介を最後に締めたいと思います。
VERDE YORK
GIALLA
BLUE LAGOS
CLUB ITALIA
MARTINI 5
MARTINI 6
COLLEZIONE
LANCIA DELTA HF integrale ② [Italian Car]
1988年に登場したデルタHFインテグラーレはデルタHF4WDの弱点を克服した、
まさに完全なる(integrale)デルタとなりました。
1988 DELTA HF integrale
デルタHF4WDからの変更点は主に2つ。
1つはトレッドのワイド化で、ラリー仕様の235タイヤを履く為にフェンダーをブリスター形状に変更。
前後共に80mmのオーバーフェンダー化となってます。
もう1つは、デルタHF4WDでは冷却性能に不安があったので
その対策の為にフロントバンパーに冷却口を設置し、
さらにはヘッドライト上部をメッシュ化して冷却効果を上げています。
これらのスペックアップにより、
エンジン出力の増加とホイルサイズの拡大によるブレーキの大型化が可能になり、
本命のレースではマニュファクチャラーズ・タイトルの掛かる11戦中10勝と圧倒的強さを誇りました。
1988 Safari Rally
Miki Biasion / DELTA HF integrale
翌年の1989年には16バルブヘッドを持つ、デルタHFインテグラーレ16vが登場します。
1989 DELTA HF integrale 16v
8バルブ版との外観上の違いは
フロントグリル/サイドスカート/リアゲートの『integrale 16v』のバッヂと、
16バルブ化により大型化されたヘッドのクリアランスを取る為にボンネットバルジが設けられ、
さらに冷却効率を高める為、ボンネット上のルーバーが大型化されてます。
勿論、細かなモデファイは行われており、出力増加に伴うインタークーラーの大容量化や
インテーク/エキゾースト・マニホールドの改良、サスペンションのコイル/ダンパーの減衰力変更や
4WDシステムの駆動力配分を43:57に変更しアンダーステアの軽減を図る等、改良点は多岐に渡ります。
この年のWRCでも、ダブルタイトルを獲得したランチア・マルティニレーシングは
最終戦のサンレモからインテグラーレ16vを投入します。
1989 Rallye Sanremo
Miki Biasion / DELTA HF integrale16v
90年に入ると、WRCでの日本メーカーの台頭が目覚ましく、
遂にはドライバーズタイトルをTTEのカルロス・サインツに奪われる事となります。
1990 Rally Acropolis
Carlos Sainz / TOYOTA Celica GT-FOUR (ST165)
1990 Rally Monte Carlo
Didier Auriol / DELTA HF integrale16v
翌年の1991年は、なんとか再びダブルタイトルを獲得する事に成功するのですが、
ライバルのトヨタ・セリカからの追い上げは激しく、
劣勢とも言えるランチア陣営にとってインテグラーレのブラッシュアップは急務でした。
1991 Rally New Zealand
Juha Kankkunen / DELTA HF integrale16v
その答えが、1992年シーズンの初戦モンテカルロに投入される事となります。
デルタシリーズ最強のエボルツィオーネの登場です。
1992 Rallye Monte Carlo
Philippe Bugalski / DELTA HF integrale Evoluzione
も少しつづきます・・・・・すみませんw
まさに完全なる(integrale)デルタとなりました。
1988 DELTA HF integrale
デルタHF4WDからの変更点は主に2つ。
1つはトレッドのワイド化で、ラリー仕様の235タイヤを履く為にフェンダーをブリスター形状に変更。
前後共に80mmのオーバーフェンダー化となってます。
もう1つは、デルタHF4WDでは冷却性能に不安があったので
その対策の為にフロントバンパーに冷却口を設置し、
さらにはヘッドライト上部をメッシュ化して冷却効果を上げています。
これらのスペックアップにより、
エンジン出力の増加とホイルサイズの拡大によるブレーキの大型化が可能になり、
本命のレースではマニュファクチャラーズ・タイトルの掛かる11戦中10勝と圧倒的強さを誇りました。
1988 Safari Rally
Miki Biasion / DELTA HF integrale
翌年の1989年には16バルブヘッドを持つ、デルタHFインテグラーレ16vが登場します。
1989 DELTA HF integrale 16v
8バルブ版との外観上の違いは
フロントグリル/サイドスカート/リアゲートの『integrale 16v』のバッヂと、
16バルブ化により大型化されたヘッドのクリアランスを取る為にボンネットバルジが設けられ、
さらに冷却効率を高める為、ボンネット上のルーバーが大型化されてます。
勿論、細かなモデファイは行われており、出力増加に伴うインタークーラーの大容量化や
インテーク/エキゾースト・マニホールドの改良、サスペンションのコイル/ダンパーの減衰力変更や
4WDシステムの駆動力配分を43:57に変更しアンダーステアの軽減を図る等、改良点は多岐に渡ります。
この年のWRCでも、ダブルタイトルを獲得したランチア・マルティニレーシングは
最終戦のサンレモからインテグラーレ16vを投入します。
1989 Rallye Sanremo
Miki Biasion / DELTA HF integrale16v
90年に入ると、WRCでの日本メーカーの台頭が目覚ましく、
遂にはドライバーズタイトルをTTEのカルロス・サインツに奪われる事となります。
1990 Rally Acropolis
Carlos Sainz / TOYOTA Celica GT-FOUR (ST165)
1990 Rally Monte Carlo
Didier Auriol / DELTA HF integrale16v
翌年の1991年は、なんとか再びダブルタイトルを獲得する事に成功するのですが、
ライバルのトヨタ・セリカからの追い上げは激しく、
劣勢とも言えるランチア陣営にとってインテグラーレのブラッシュアップは急務でした。
1991 Rally New Zealand
Juha Kankkunen / DELTA HF integrale16v
その答えが、1992年シーズンの初戦モンテカルロに投入される事となります。
デルタシリーズ最強のエボルツィオーネの登場です。
1992 Rallye Monte Carlo
Philippe Bugalski / DELTA HF integrale Evoluzione
も少しつづきます・・・・・すみませんw