2011 Geneva Motor Show 02 [Motor Show]
とっくの昔に閉幕したジュネーブモーターショウなのですが、
今さらながら、このショウで僕が気になった車の続編ですw
イタ車好きの僕には今回のショウで1番心に響いた車ですねー♪
FIAT 500 Coupe Zagato concept
ネーミングそのまんまの車両ですw
いや、いいっすわ♪
オリジナルのアバルトではザガートボディの車がいくつか創られてますけど、
なんだかそれを彷彿させます。現行のアバルトでも是非実現して欲しいコラボですねー♪
1958 FIAT ABARTH 750 Coupe (Double Bubble)
お次はジャガーです。
イギリスのスーパースポーツと云えば僕的にはアストンなのですが、
最近のジャガーは新しさを見せてくれるので好きですねー♪
ベルトーネB99コンセプトは、
ネーミングが示す通りカロッツェリア・ベルトーネが手掛けたミドルサルーンです。
ジャガーのミドルサルーンと云うのもいささか驚きなのですが、
ベルトーネと云えば2009年にフィアットから買収されたワケでして(ですよね?)
ベルトーネ創立99周年の名を持つ車がジャガーとは・・・・ねぇ・・・。
bertone B99 concept for JAGUAR
ジャガーからもう一台、スポーティングラグジュアリカーであるXKの最速バージョン、XKR-Sです。
2008年に登場したXKR-Sは200台限定だったのですが、今回もそーなんかな?
デザインは手放しでカッコ良いってワケじゃぁ無いですが、色がね。素敵です。(そこかいw)
JAGUAR XKR-S
そして最後はこの車、
ムルシェラゴの後継モデルとなるランボのフラッグシップマシン、アヴェンタドールLP700-4です。
Lamborghini AVENTADOR LP700-4
この車、乾燥重量は1575kg と6.5リッターのV12エンジンを積んでる車両としては軽量なのですが、
ネーミングが示す通り700馬力もあるんで、日常レベルじゃぁこの軽さの恩恵にあずかれないでしょうねw
ボディデザインは2007に発表され20台限定で発売されたレヴェントンのマイナーチェンジ版とも
言えなくは無く、新しさはあまり感じないのですが何にしてもカッコよかです♪
2007 Lamborghini Reventon
攻撃的なエクステリア同様インテリアも攻めてまして、
計器板のたぐいは一切持たず全て液晶ディスプレイでの情報表示となってます。
そしてインストゥルメントパネル/センターコンソールからハンドルに至るまで
外観と同じ多角形的なデザインで統一され、さらには横一列に連なったスイッチが迫力を増してます。
ここまでエクステリアと同じ意匠でデザインされたコックピットを持つ車ってそうは無いですよねぇw
外観は攻めてても、たいがい内装はソフトってパターンだからなぁ。
このアヴェンタドールの心臓部は新開発の6.5リッターV12エンジンなのですが、
猫も杓子もフェラーリも直噴エンジンを搭載してきてるのに、このエンジンは直噴では無いそーです。
マジかぁーw
ランボルギーニってどんだけ我が道を行ってんですかねw
いやぁー、ロックだなぁ♪
元々ランボってフェラーリに対する反骨で生まれた様な車(通説では)ですから、
このブランドの中心には"迎合せず我が道を行く"的な精神が生き続けてるのでしょうね。
例えフォルクスワーゲンの傘下になったとしても、ランボをランボたらしめてる重要な部分なので
親会社もそこんトコは解ってて好きにやらせてんでしょ。
さすがヨーロッパ最大の自動車メーカー。器もデカいっすね♪w
こんなカンジで今年のジュネーブショウも仕舞いです。
時代的にハイブリッドやEVの出展が多くなるのは避けられない事なのですが、
それでも今回紹介した様な車達も少なからず存在してる事実は喜ばしい事です♪
やっぱ車ってロマンですからw 夢が無いとね。
とどのつまり、幼少の頃に憧れた仮面ライダーとかウルトラマンとかと存在は変わんないのですよねw
綺麗なおねーさんも男のロマンですw・・・・・ だよね?w
2011 Geneva Motor Show 01 [Motor Show]
現在スイスのジュネーブで『サロン・アンテルナショナル・ド・ロト』、
通称ジュネーブモーターショウが絶賛開催中なのですが、
いつもの様に、僕的に気になった車をいつくか・・・。
まずは、アルファ ロメオ。
2007年に世界限定500台として発売された
『8Cコンペティツィオーネ』の4気筒版といえる"4Cコンセプト" です♪
この車、1.7L 直列4気筒ターボエンジンを8Cと同じくミドマウントし、
カーボンシャシーを持つなどをして乾燥重量は850Kg以下になるとの事。
翌年の2012年には市販化も決定してるのですが、
車重が850Kg以下の時点でおいそれと買える車では無い事は明白ですねw
ALFA ROMEO 4C concept
お次は、去年フルモデルチェンジを行ったスズキ"スイフト"なんですが,
現行スイフトをベースとした『スイフト スポーツ』のコンセプトモデルが出展されてます。
1.6L直4エンジンと云うのは、先代と変わり無いのですが、
特徴はやはり1750mmものワイドトレッドと
225/45R18 と云う高プロファイルタイヤを履いてる事ですね。
果たしてこれに見合う動力性能を持ってるのか、ちょっと気になりますw
SUZUKI SWIFT S-concept
アンチトヨタな僕なのですが、『FT-86』はかなり気になってますw
今回のジュネーブショウでは『FT-86 conceptⅡ』を出展させ、
より市販状態に近づいた形となってますね。
以前のブログで書いた時のと見比べてもらえば分かるのですが、
フロント/リアのデザインがリファインされ、
"4235×1795×1270mm"のボディサイズは、以前のものと比べ若干大きくなってます。
この他に分かってる事といえば『水平対向4気筒エンジン』『フロントエンジン/リアドライブ』
だけで、その他の事は何ひとつ分かって無いのですが、
(アナウンスされて無いので仕方無いのですけどもねw)
当初の予定通り"200万円"台での発売となるのか、これからの情報を待ちたいと思いますw
TOYOTA FT-86 II concept
かの有名な、"VW T2"がEVとして現代に蘇りました♪
ネーミングもまんまの『Bulli:ブリー』ですw
この車は6人乗りのワンボックスカーなのですが、
この手の車に興味の無い僕でも、良いなぁーって思えます♪
基本EVなのですが、1.4L程のエンジンも搭載出来るとの事なので意外と市販化は早いかもしれませんね。
Volkswage Bulli
1973 Volkswage T2"Bulli"
とりあえずつづきます・・・w
2010 Paris Motor Show ④ [Motor Show]
大いに盛り上がった2010年度のパリサロンも閉幕を迎えたのですが、
やはり、EVコンセプトカーの存在感がモーターショウを支配してたように感じました。
RENAULT DeZir concept
ルノーのEVスポーツカーです。『ドゥジール』って読むそうです。
ミッドマウントされたモーターの出力は150ps/23kg-mと大した事無いのですが、
チューブラースチールフレームとケブラー製ボディにより
車両重量830kg(軽自動車ぐらい)の軽量化を実現しています。
シート後部にレイアウトされたバッテリは家庭用電源を使用する事により2時間でチャージ可能。
まぁ、航続距離は160kmとの事なので旅行するのは無理っぽいですねw
NISSAN TOWNPOD concept
この日産タウンポッドは日産ジュークに近いサイズの日産キューブ的なEVカーですね♪
そして、EVカーとしての技術的な部分や走行パフォーマンスは日産リーフと全て同じだそうです。
もうすぐ販売される日産のEVカーであるリーフと動力部を共有してるって事は
量産化も問題無く行われるって事でしょうね。あとはリーフの売れ行き次第って事かw
以前のブログでも書いたのですが、日産のコンセプトカーは本気で素晴らしいです。
クォリティが高いのは勿論の事、なにより日産らしさが色濃く表れてると思うんですよね♪
ですからこれがどうプロダクト化されるのか楽しみでもあり、心配でもあります。
んんー、心配の方が大きいかw
まぁ、リーフと同じチーフデザイナーが手掛けたとの事なので大丈夫そぉなカンジはしますけどね♪
KIA POP concept
韓国の起亜自動車が創ったEVコンセプトカーです。
正直、韓国車ってどっかで見た事のあるデザインばかりだったのですが
このポップのボディデザインはなかなかだと思います。
まぁシティ・コミューター的な車なのにガルウィングを持ってくるあたりが、分かって無いですがねw
このコンセプトカーのEVパワートレインの詳細は公表されて無いのですが、
発表によると180kmの航続距離が可能だとか。
デザインもさる事ながら、実用面でも結構な実力派ですね♪
JAGUAR C-X75 concept
このXJ220を彷彿とさせるジャガーのコンセプトカーは
モーターと小型ガスタービンを組み合わせたプラグインハイブリッドカーです。
モーターは各車輪に組み込まれ、4WDで走行します。
そして、バッテリが残り少なくなるとミドマウントされた2つのガスタービンが回り
190psの出力を発揮し最大900kmも走る事が出来るそうです。
このモーター×4とガスタービン×2の合計出力は、なんと778ps!!
トルクに至っては163kg-mと、なんだかもの凄い事になっとりますw
そしてこの破壊的な出力とは対象的に、なんとも流麗なエクステリアですよねー♪
こう云うところがジャガーなんだなぁーって思います。
とは云っても、スーパースポーツカーらしく
デカいホイルに筋肉質なフェンダーと寝すぎのピラーがやる気を感じさせますねw
ここ数年のジャガーって新しさを表現してるように思います。
イギリス車ってあんま好きじゃないんですが、この姿勢は好きカモですね♪w
PORSCHE 911 Speedstar
最後に、コンセプトモデルでは無くプロダクトモデルです。
やっぱポルシェと云えばスピードスターでしょ♪
すでに予約受注は開始されており、
スピードスターの祖"356スピードスター"にちなんで世界限定356台しか生産されません。
ちなみに国内価格だと2969万円。・・・だそーですw
やっぱフェラーリと同じエンブレムを持つ自動車メーカーは気になりますねー。
今度このブログで大いに語りたいですw
いや、今回のパリサロンも充実でしたー♪
まだまだ気になる車はあるのですが、実際キリ無いのでこの辺で止めときまーすw
また機会があればその時にでもってカンジですねw
2010 Paris Motor Show ③ [Motor Show]
パリサロンもいよいよ大詰めとなってるのですが、気になる車第三弾ですw
はやりこの車は外せませんね。
Audi quattro concept
現代に蘇った"アウディ・クワトロ"です。
直線的なデザインがオリジナルを連想させます♪
1980 Audi quattro
この車、先月発表された"RS5"をベース車両とし、
以前紹介した"TT RS"の直列5気筒2.5Lシングルターボエンジンを縦置きにしたもので
最高出力300kw(408ps)/最大トルク480Nm(48.9kgm)とチューンアップが施されてます。
ちなみに"TT RS"は最高出力250kw(340ps)/最大トルク450Nm(45.9kgm)です。
駆動系はRS5が7速デュアルクラッチATのSトロニックを採用してるのに対し6速MTのみ。
クワトロシステムはクラウンギアのセンターデフを介して4輪を駆動する同じシステムを採用してます。
ボディはアルミ製で、ボンネットとリアハッチにカーボンを使用し軽量化が図られてます。
車重の方ははRS5が1800kgなのに対し1300kgと500kgも軽いのですが
RS5は4.2L/V8エンジンを持つので単純には比べられないかw
Audi RS5
とりあえずコンセプトの名はついてるのですが、
ベース車両が明確な事もあり今すぐにでも市販化出来そうな完成度ですねー。
これでWRCに参戦なんかしたら、停滞気味のラリーシーンにも活気が戻るカモ♪
まぁ今のWRCにこんなデカい車じゃぁ勝てないでしょうけどもねw
・・・・・もしかしたら続くかもw
2010 Paris Motor Show ② [Motor Show]
パリサロン気になる車第二弾ですw
僕はフェラーリ大好きなのですが、そのライバル関係にあるランボルギーニも大好きだったりします♪
ランボルギーニ誕生の要因ってフェラーリへの不満からうまれたって説があるのですが、
やっぱこの自動車メーカーらは隣り合わせな感じがしますね。
これだけメジャーで、スーパースポーツのみを創ってるメーカーって他に無いでしょ。
この2つの自動車メーカーはイタリアの宝だと思います♪ (日本人のくせにw)
で、やっぱランボルギーニって攻めてますよね。その姿勢が素晴らしいなとw
今回パリサロンで発表されたコンセプトカーも随分攻めてんじゃぁないでしょうか♪
Lamborghini Sixth Element
このセスト・エレメント(第六の素材=カーボンファイバー強化プラスチック)
と呼ばれるコンセプトカーは、ネーミング通り随所にカーボンを使用しており
ボディーは勿論の事、フレームはおろかプロペラシャフトにまで及ぶそうです。
ランボルギーニにはスーパーレッジェーラ(Super Leggera/超軽量)と呼ばれる
通常のガヤルドより100kgほど軽量化を施されたモデルがあるのですが
このセスト・エレメントはスーパーレッジェーラよりも比較にならないぐらい軽量に仕上がってます。
Lamborghini Gallardo LP560-4 Superleggera
数字で云うと、
スーパーレッジェーラとセスト・エレメントは同じ5.2L/V10エンジンを持つのですが
スーパーレッジェーラが1340kgなのに対しセスト・エレメントは999kg!!!
なんじゃこりゃw
だってね、この2台はエンジンも同じだし駆動方式も同じ(フルタイム4WD)なワケですよ。
それが341kgも軽いってどーゆー事?w
いや、これが同じ軽さでも前回のマセラティみたいに1955kg→1670kgとかなら分かるのですが
もともと軽過ぎるぐらいのスーパーレッジェーラが300kg以上も軽量化って目ン玉飛び出ますョw
やっぱランボは攻めてるなぁー、凄いワ。
ちなみにインテリアも攻めてて、シートはシートレールが無くモノコックに直付けだしw
センターコンソールにはスタート/リバース/ライトのスイッチしか無いらしぃですw
ここまで徹底してると笑っちゃいますねw いや、素晴らしいです。
このセスト・エレメントは記事によるとこのまま市販出来るぐらい完成度は高かったそうなので
もしかしたらガヤルドの後継車種的な存在なのかもしれませんね。
(ガヤルドがデビューして、もぉ7年になりますからね。まぁムルシエラゴは9年ですけどもw)
しっかし、このギアボックスむき出しのリアビューはシビれるなぁー♪
・・・・・たぶん続きますw