Fomula One

11月4日にトヨタが2009年限りでF1から完全撤退すると発表がありました。

これで、BMWとトヨタの２チームがF1から姿を消す事となります。
去年撤退したホンダもそうですが、企業である自動車メーカーのF1離脱が相次いでます。
現在参戦中のルノーも撤退の噂がありますし（2010年は参戦するそーですが）
チームでは無くサプライヤーなんですが、ブリジストンも2010年限りでF1から撤退します。



サブプライムローン問題に端を発した
世界的な経済環境の悪化をまともに受けた自動車業界では
F1活動を続けていくには厳しい時代なのかもしれません。

環境問題の事も重要です。
どの国の自動車メーカーも燃費や排気ガスの事を第一に考えて車造りをしています。
その一方でエコとは程遠い活動をやってたのでは疑問符が付くのではないでしょうか。



現在 F1では年間数百億といわれる運営に掛かる莫大なコストを削減する方向で動いています。

そのおかげで来季には
［カンポス］［USF1］［マノー］［ロータス］
と4チームもの新規参入が決まっています。
特にロータスの名が F1に戻ってくるのはとても嬉しい事です。

今までの莫大なコストが掛かるチーム運営を作ったのは
巨額の予算を持つ企業メーカーによるもので、（主に日本企業が挙げられてますが・・・）
その企業メーカーが今やF1から去らなければならなくなったのは皮肉です。



今の F1は大きな転換期にあると思います。
レギュレーションの変更は毎年の事ですが、2009年の変更は大幅なものでした。
統轄機関であるFIAの会長が替わり、そして企業メーカーの相次ぐ離脱。

これらが全て良い方向にいくとは思いませんが、
一人の F1ファンとして良い結果が出る事を期待しています。

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