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Double O Seven [MOVIE / BD / DVD]

僕は余り映画を観ません。観ても年に1〜2本です。
そんな僕でもお気に入りの映画はあります。

数少ないお気に入りの映画の 1つに
『カジノ・ロワイヤル』と、その続編の『クァンタム・オブ・サレス』があります。( 2つだしw)

CASINO ROYALE
CASINO ROYALE.jpg

QUANTUM OF SOLACE
QUANTUM OF SOLACE.jpg

両タイトルとも ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを演じてる作品です。

とゆーか、これらの作品以前の 007シリーズはまともに観た事がありません。
突飛な秘密兵器やボンド・カーなど玩具っぽさ全開で、なんつーか軽いんですよね。
もちろん、そこが良いって人も沢山いますけど僕には無理でしたw

この、ダニエル・クレイグ主演の両作品は今までの 007シリーズとは全然違います。
訳のわからん秘密兵器は出てこないし、ボンド・カーと呼ばれるこれまた秘密兵器満載で
時には可変機構も備えた、オーバーテクノロジー的な車も出てきません。

なによりジェームス・ボンドのキャラクターそのものが変わりました。

以前のジェームス・ボンドは
いでたちに美意識が感じられず、道具に頼っていて、
なにより女好きでちゃらい感じの兄ちゃんっぽかったんですけど、(あくまで僕の主観ですw)

ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドは
クール、シビア、タフとハードボイルドで、でも熱いものは持っていて
こだわりを持った自己中心的な人間とゆー、40歳のおっさんから見てもカッコイイです。
こんな事言うのも気持ち悪いですが、憧れますw

そんな人が主役の映画ですから、軽くなりようがありません。
作品自体のトーンもシリアスで重くて暗めです。

『カジノ・ロワイヤル』は、ホントに良く出来た作品で、
ストーリーや演出はもちろん素晴らしいのですが、
展開がテンポ良くて気持ち良く観れる作品になってると思います。

『クァンタム・オブ・サレス』はというと、
話や展開は面白いのですが、少々とっちらかってる感じはします。
この作品はブルーレイ・ディスクを買ったのですが、3回目ぐらいでようやく気持ち良く観れました。

あと、両作品ともジェームス・ボンドの愛車としてアストン・マーチンDBSが登場します。

Aston Martin DBS
DBS04.jpg

3,000万以上する DBSですが、扱いがひどすぎですw 両作品共ともにボコボコにされてますw

あと、『クァンタム・オブ・サレス』の冒頭で
アルファ・ロメオ 159とのカーチェイスがあるんですけど、ちょっと無理があると思うんです。

DBSは 6リッターV型12気筒で 517ps/ 58.1kg-m
159は 3.2リッターV型6気筒で 260ps/ 32.8kg-m (ちなみに2.2リッターもありますw)

スペックが全然違いますw
ちなみに車重も DBSが 1695kgなのに対して 159は 1740kgですw
しかも159は 2人以上乗ってましたから 100kg以上は重い事になります。
これで DBSとタメ張るなんて、ちょっと無理しすぎですw
BMWのM6ぐらいだったら良かったのにねw

Alfa Romeo 159
Alfa 159.jpg

BMW M6
BMW M6.jpg

なんだか車の話になってしまいましたw


ダニエル・クレイグの 007はまだ続くと思うので期待しています。

昔からの 007ファンからこの 2作品を酷評する人もいるみたいですが、
僕みたいな新規のファンを作れた作品ってゆーのも事実です。

映画って時代性が強く影響してくるものだと思います。
昔から続いてるシリーズ作品でも
その時代に受け入れられなければ、いずれは消滅してしまうと思うんですよね。

この『カジノ・ロワイヤル』『クァンタム・オブ・サレス』は
間違い無く過去の 007から脱却出来た作品です。
興行成績も大成功で、この方向転換は受け入れられたのではないでしょうか。

007 の次回作の話はまだ聞きませんが、十分期待して大丈夫だと思います。

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